ウクライナ人道支援チャリティコンサート
- oishikaori
- 2022年4月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年4月18日

2022年5月8日(日)に神奈川県民ホール(山下公園前)で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団による「ウクライナ人道支援チャリティコンサート」が開かれます。
指揮者 沼尻竜典
共演者 オクサーナ・ステパニュック(ソプラノ)
ミハウ・ソブコヴィアク(ピアノ)
主な演目は、
ドリーヴ/バレエ「コッペリア」より前奏曲とマズルカ
ショパン/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22
シベリウス/交響詩「フィンランディア」
シルヴェストロフ/ウクライナのための祈り
ウクライナ国歌
料金は、SS席¥10,000 S席¥7,000 A席¥6,000 B席¥5,000
ユース(25歳以下)当日券販売がある場合に限り、¥4,000で販売(席は選べません)
です。
詳細は神奈川フィルハーモニー管弦楽団のウェブサイトをご覧ください。
*****************
先週、ある本を読んでいたら無残に破壊されて廃墟となったキエフの写真が載っていました。この写真はいまニュースで目にする光景とよく似ていますが、2022年のものではありません。笹本駿二著『第二次世界大戦下のヨーロッパ』に載っている1942年のキエフでしす。80年前もキエフはヒトラーとスターリンの争いに巻き込まれて焦土になったのでした。
著者の笹本駿二は当時ブタペスト在住の特派員。彼が目にしたキエフの破壊ぶりはひどいものでしたが、最後にこう記しています。
わたくしは二日間キエフの町をあるいてまわった。町の中央はひどい破壊ぶりだが、郊外はいくらか残っていた。ドニエプルの堤から眺めるキエフの景色はすばらしかった。廃墟と化した大通りが、夕日を背にして美しいシルエットとなって浮かびあがり、その手前にキエフ第一の大寺院が、なかば崩れ、金色のドームに夕日を浴びていた。印象深い景色だった。晩にはオペラに招かれた。バレーのコッペリアをやっていた。見物人はみな兵隊ばかりだった。
今回のコンサートではこのコッペリアから前奏曲とマズルカが演奏されます。
(誠に勝手ではございますが、5月8日(日)午後のレッスンはお休みとさせていただきます)
Comments